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鍼灸学術情報

電気鍼による抗炎症作用

 2014年3月、米医学誌ネイチャーメディシンに、電気鍼による坐骨神経の活性化が多菌性腹膜炎マウスを生存させたという論文が発表されました。

 このような現象は副腎摘出マウスでは見られず、また電気鍼で血清ドーパミンの増加が確認されました。このことから坐骨神経と迷走神経を介して副腎髄質におけるドーパミン産生を促進することによって、全身性炎症が制御されると著者らは考えています。

 日本語での概要とこの論文の意味するところについて、医道の日本2014年7月号と8月号に建部・樋川による解説が掲載されています。
(建部陽嗣, 樋川正仁. 鍼に抗炎症作用? 新たな研究結果の衝撃(1). 医道の日本2014年7月号:180-182)
建部陽嗣, 樋川正仁. 鍼に抗炎症作用? 新たな研究結果の衝撃(2). 医道の日本2014年8月号:154-156

文献
Torres-Rosas et al. Dopamine mediates vagal modulation of the immune system by electroacupuncture. Nature Medicine 2014; 20: 291–295.