ヘルスリテラシー（health literacy）は、WHO Health Promotion Glossary (1998) で「認知や社会生活上のスキルを意味し、良好な健康の増進・維持に必要な情報にアクセスし、理解し、利用するための個人の意欲や能力」と定義されています。ヘルスリテラシーが低いと、生活習慣などの自己管理が乏しいことをはじめ、医師の指示や医療機関から提供される情報を正しく理解できないために予防接種などの機会に参加しなかったり、薬を正確に服用しなかったり、治療のための通院が不規則になりやすいことが問題として指摘されています。（中山健夫『健康・医療の情報を読み解く 健康情報学への招待 [第２版]』（2014、丸善出版）より、一部改変）
このページでは、玉石混淆と言われる補完代替医療や統合医療の領域において、より確かな健康情報を見分けるために役立つヒントを掲載いたします。
（このページはJSPS科研費17K08938の助成を受けて増設されたものです。）